純米 とろとろ にごり酒


醪のたっぷり入った甘酸っぱい純米のにごり酒です。
毎年、造りの始めに仕込む一号醪のお酒で、酒造りが始まったなあという気にさせてくれます。

「甘酸っぱくて、後味のすっきりとしたにごり酒」

を目指して仕込んでいます。
そのまま飲まれても良いですが、夏場は炭酸割り、冬場は燗をつけて飲まれることをおすすめします。

1~3月は季節限定で、炭酸ガスでシュワシュワする、生のにごり酒を販売しております。
開栓時に勢いよく吹き出す恐れがあります。ご注意ください。



■以下、とろとろにごりができるまで■

以前(15BYくらいまで)、玉櫻で造っていたにごり酒は、醸造アルコール、糖類添加タイプのもので、アルコール度数が19度もありました。当時のお客様からは、ボリュームがあって美味しいんだけど飲み過ぎると悪酔いするよね、との声がちらほら。

にごり酒=飲み過ぎると悪酔いしやすい

というイメージを払拭したくて、仕込み配合から見直しました。糖類添加は甘みを持たすのに手っ取り早いですが、甘みの広がり方や後味が気に入らないので廃止し、それに伴いアルコール添加も廃止しました。甘みを持たすのには酵素四段を用いています。この部分が気に入らない方は気に入らないでしょうが、私は麹で造った甘酒の蒸れた香りが苦手なので、クセの少ない酵素四段を採用しています。もち米四段には興味があるので、いつかやってみるかもしれません。

純米となった事で、以前のにごり酒よりもコストがかかり、価格が上がりました。出荷本数は減るだろうと予想していたのですが、初年度から3年連続で造石を続けても予想を超えて完売となる人気商品となりました。
既存のお酒の内容を変更するのは怖い面もありましたが、やって良かったなと思えましたし、これかもそうやっていくべきだなと感じたのを覚えています。

2017年02月01日